7.29 SAT
風博士という名前は、坂口安吾のデビュー作から。２００２年ごろ、バンドとして京都で活動を開始する。２００６年、くるり岸田繁プロデュース『みやこ音楽Ｖ.Ａ.』に「シャボン玉飛ばない」で参加、好評を博す。２００８年３月から３年間、定住所を持たずギター一本で全国を回るツアーを敢行（風博士の風まかせツアー）、２０１１年３月、自身の入籍で旅を終えた。その後、３ヶ月半の長野での借りぐらしを経て、２０１１年７月末より、車をマイホームに見立てて全国を回るツアーを妻と二人で断行（風博士のマイホームツアー）。
２０１２年以降は山口県周南市に住みながら、暮らしの中にある音楽（とその活動）をテーマにマイペースに活動を続けていたが、２０１７年４月、鳥取県岩美町に移り住み、そのテーマを深化させるべく、ものづくりチーム「まのいいりょうし」を立ち上げて、更にマイペースに活動を続ける。
ニューミュッジクやフォークに基づいたメロディと、ブラジル音楽に影響を受け独自の進化を遂げた弾き語りスタイルは、「軽快さと熱さ、都会的で土着的、叙情とクール、センスあふれるメロディとギターのバッキング」と評された。