11:30 - 12:308/6TALK

「なぜ、ぼくらは本をつくりはじめたのか」
YADOKARI × 三輪舎 トークセッション

本が売れない時代に、なぜ、ぼくらは本をつくりはじめたのだろうか。SNSで1万回の「いいね!」がついたとしても得られない、本という「物」を通してのみ得られる心地よさがあり、そこからはじまる、あたたかい人間関係があるからだ。ウェブマガジン「未来住まい方会議」の運営を手掛ける“YADOKARI”、さわだいっせい氏・ウエスギセイタ氏、“YADOKARI”が刊行するカルチャーマガジン「月極本」編集長・宮下哲氏、そして「暮らしのオルタナティブを発信する」をコンセプトに活動する独立系出版社・三輪舎の代表、中岡祐介氏が、本づくりにかける思いを語る。

  • ウェブ時代に本をつくること(YADOKARI)
  • ヴィジュアル雑誌「TITLE」から読み物「月極本」への転向(宮下)
  • ひとりの個人が編集して発信する時代(中岡)
  • DIY、ハンドメイド感覚で本をつくる
  • いつか、リトルプレスはなくなる?(当たり前になるので)

プロフィール

YADOKARI 代表 さわだいっせい/ウエスギセイタ
YADOKARI株式会社 共同代表取締役。2012年「YADOKARI」始動。世界中の小さな家やミニマルライフ事例を紹介する「未来住まい方会議」を運営。2015年3月、250万円のスモールハウス「INSPIRATION」発表。全国の遊休不動産・空き家のリユース情報を扱う「休日不動産」、空き部屋の再活用シェアドミトリー「点と線」、北欧ヴィンテージ雑貨店「AURORA」を運営。また名建築の保全・再生の一環で黒川紀章設計「中銀カプセルタワー」の一室をサポーターとともにソーシャルリノベーションし、シェアオフィスとして運営。著書に『アイム・ミニマリスト』(三栄書房)、『未来住まい方会議』(三輪舎)、『月極本』(YADOKARI)がある。

月極本 編集長 宮下哲
編集者とライター
雑誌・書籍・広告・ウェブといったメディアを主軸にフリーランスで活動。近著に、朝日新聞デジタルのインタビュー連載をまとめた電子書籍『ファッショニスタの逸品 』vol.1とvol.2がある。2015年よりリトルプレス『月極本』(YADOKARI)編集長。

www.satoshimiyashita.com

三輪舎 代表 中岡祐介
株式会社三輪舎、代表取締役。編集者、兼業主夫。1982年茨城県ひたちなか市(旧・勝田市)生まれ。
東京学芸大学大学院修了後、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社入社。TSUTAYA TOKYO ROPPONGIの書店部門に勤務後、フランチャイズ企業向けのCDバイヤー、スーパーヴァイザーとして8年間の勤務を経て、長男の誕生を機に、家事・育児・仕事の充実を目指して退社。2014年、「暮らしのオルタナティブ」を発信する出版社として、株式会社三輪舎を設立。横浜市港北区大豆戸町在住。妻・長男・長女の4人家族。

3rinsha.co.jp

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